初心者向け解説!デリバティブの基本と仕組み

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江戸時代の大坂から?

例えばコーヒー豆で

外国のコーヒー農園を経営するDさんと、外国大手カフェ店舗を経営するEさんが原料であるコーヒー豆の売買を先物取引した場合。
コーヒー豆などの農家は農作物の豊作や不作に左右され値段が毎年変動するので、Dさんは不作の年は収入も減り、豊作過ぎればコーヒー豆相場が下落。
Eさんはコーヒー豆の値下がりで原価減で利益増になり、値上がりすれば急にカフェ店舗で売るコーヒー1杯を値上げするのは困難で原価アップで利益減になります。
両人ともコーヒー豆の値段の安定を願うとします。
両人でコーヒー豆を収穫する前に、将来の期日の、今年のコーヒー豆の売買値段を決めました。
不作や豊作にかかわらず収穫後の期日に両人でその条件で売買でき、Dさんは一定の収入確保、Eさんはコーヒー豆原価が確定されコーヒー代金も決まり利益が計算できカフェ経営が楽になるメリットがありました。
この取引を先物取引と言い、デリバティブ取引です。

外国に先駆けて

デリバティブの歴史は古く、堂島米会所での先物取引は江戸時代からと、当然コンピュータもない時代からで興味深い。
当時の大坂は、お米を売買する米市(こめいち)の集積をしていました。
1730年代の8代将軍の徳川吉宗の時代になり、堂島米会所でお米の先物取引の仕組みの取引が開始されました。
当時、お米が日本の人々の主食であるだけではなく、江戸幕府に納める大事な年貢として税金の役割でもあり、お米が武士の労働に対する対価の給料でもあったわけです。
例年の豊作や不作のためにお米の値段がとても変動した場合は、日本全体が混乱してしまう恐れがあり、お米の値段を安定させることは幕府にとっても大きな問題で、これらの対策です。
通常は取引でお米とお金を交換するところ、先物取引は将来の期日に値段を約束する仕組みであり、帳簿上の取引でした。
その後に、ヨーロッパでも先物取引を扱う市場ができたそうです。


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